<2831>「しらない場所、あたまの裏の線」

 種ばかり私のなかに生まれてくる、

 時刻ばかり、

 うん、

 お付き合いをする、、

 あたしはこの現象に、

 ゆっくりと潜る、、

 あなたが透明なのか、どうか、、

 そんなことは問わない、、

 あたしはなかほどまで行き、

 回転し、

 得を得、

 含んで、、

 自由にこぼすところまで、

 見てもらう、、

 

 あたしはこの液体のなかで、、

 ただ浮かれていたのよ、、

 みたもの、きいたもの、、

 すべて流してしまえ、、

 あたしがただ先へ先へ、と、

 流していたのをやめて、、

 ひとつひとつを掘ることにして、、

 それで、、

 声はどこから来ても、

 いいように思う、、

 身体が離れていれば、

 どこから来ようとも、

 いいように思う、、

 あなたが集中した、、

 その仕草のなかから、、

 またあたりまえにつながり、、

 過去はどこへでも割れていく、、

 あなたの集中の、

 そのなかに、、

 私はどこでも、

 このことばのはじまりをみて、、

 なんどか絡まる、、

 なんどかその勢いの、

 混ざるはじめになる、、

 

 ねえ、

 しらない場所に生まれていたって、、

 私には手なのだよ、、

 ああ、

 なにか感覚の、

 その真裏から伝わってくるもの、、

 あなたが立って、、

 からだにたくわってくるもの、、

 もといよそおってくるもの、

 剥がしていくもの、、

 そこになぜか流れる、、

 そこになぜか液のたまる、、

 わたしははでになる、、

 液じゅうさがしてもこの声は見つからない、

 頭脳の裏の線だ、、

 そこからくださいだ・・・