あたしはものを求めているのか、どうか、、
それはとても分からない、、
しかしあなたの液は熱くなる、、
からだの奥で、
からだの周りで、、
次々に、、
あなたの歩行もまた、
熱さを増した、液により、、
ここへ流れることになる、、
あなたが歩行すると、、
違う世界の入口に立っている、、
これは、
なんのいんちきも使っていないのに、
現実の場所ではないみたいだ、、
あなた内奥からください、、
もらったそばから、
次々この手から、
ぼろぼろとこぼれるとしても、、
あなた、
これをください、、
私は透明の日々に、、
この液を流している、、
あなたが次から次へ、
生まれていること、、
かたまりがついに、、
そこまで見えてくること、、
普通に手の仕事を生きるようになった、、
うん、、
この辺りにはっきりと見えて、、
あたしはいくらも混ざった、、
あたしはその香りのするなかへ、
幾度も混ざった、、
ある当たり前の気分のなかへ、
すっかりと入っていく、、
そのからだのモードがあった、、
ねえ、
はっきり見ていてね、、
うん、しかし、
はっきり見ていると、、
それは大したものではないように思えてくるね、、
ね、
時刻が生まれる、、
会話が生まれる、
存在する秘密が、、
少しずつ、
あなたの手を通過していく、
ねえかなりくらい、、
かなりなにも見えないところから、、
あなたは呼吸を何重にも受けて、
生まれてきたのだよね、、
はっきりとは分からないけれど、
多分そうなんだ、
この液、あたたかいね、
ね、この液・・・