<2746>「私はこの晴れた日の空白」

 まだわたしはとけている、、

 しらないところまで、

 しらないところのこのはてまで、、

 あたしは息をする、

 ものがかたりのなかへはじまり、、

 あたしは息をする、、

 からだはいろいろなものを、

 畳み込み、

 それから先へはじまるのを、

 私も、

 知らない人も見ている、、

 あなたの方法を、

 そっくり見ているのは、誰、

 

 液が伝う、、

 粒があたりに、、

 ああなんというイメージ、、

 あたしはあなたの振動に、

 開口に、

 身体を合わせる、、

 それは、内から、外から、

 あなたは合わせる、、

 ものがただ、

 ただれてもどってくる、、

 あたりまえのように、

 皮膚は、

 水を受け、、

 ふいと上に浮き上がり、、

 ただながれていくだけ、、

 あたしがそのなかに棲んで、、

 いいと言って、

 あなたは、

 空白のなかに迷い込んだだけ、、

 それを見ている、、

 それはただ、、

 私のなかにある勢いとして、、

 あなたに見えているだけ、、

 あなた得体の知れないもの、、

 得体の知れないものから、

 うめきと、

 液が来る、、

 

 からだから液へ、、

 なにか交代して、

 わたしは姿が振るえるといつも、

 どこか遠いとおもう、、

 あなたにはこの空白、、

 あまりにあたりまえに晴れたヒの、

 この空白が似合っている、

 心象といちばん近い気がする、、

 からだが外に出たのか、、

 わたしは、

 この呼吸の深みへ、、

 あなたを横に置いておき、

 つながる、、

 これは何だろう・・・