<2753>「身体の熱の奥」

 くずれる身体、

 あたまのなか、、

 あなたのしんたい、、

 あなたの振動の底、、

 私は見たい、

 私は見ていること、、

 からだからそばへ、

 次々にのびてきて、いること、、

 あたしは身体、、

 身の削ぎ、、

 身の細くなりかた、

 あなた、

 どこを見ている、、

 どこを向いている、、

 

 私には熱があり、、

 熱の奥には穴があり、

 穴には無感がある、、

 無感から出、、

 あたしは出、

 あたしは開口し、、

 開口したところで鳴るよ、、

 これははての響き、、

 これは絶えず生まれては流れていくものの響き、、

 あたしのなか、

 なかにさわれれば、、

 あたしはひっくりかえる、、

 あたしはからだがひっくりかえる、

 ひっくりかえるのを、、

 ただ楽しげに、

 眺めていましたよ、、

 あたしはさらに、

 このもののまともな線を、、

 からだにあつめ、、

 あとは散らす、

 あとは風の流れるままに、任しておく、、

 あなたが続々と、、

 すでに、

 そこに見えていることから、、

 また、

 いくらも回転し、、

 あなたは続々と、、

 わたしのないぶをさわる、、

 はて、

 声はひっくりかえる、、

 

 からだのなかにいくつも集まったことを、

 しり、、

 からだははたいて、

 ゆすれ、ゆすれ、、

 あなたは知る、

 あなたはこわい、、

 私はしらずしらず水のなかにほどけ、、

 あたしの底の、、

 もののなかの笑みの、、

 からだのみをしる、しる・・・