もし、存在の零時が仮にあるとしたら、
それは私に何と聞こえるだろう
どんな声としてあらわれるだろう、、
私が糸を向けて、ただぼうっとしたキョウガイに入り
眠るのはそのためだ、
もし違う時刻を招んだとしても、
そこにしか声は入らないなら、
私はなんと応えるだろう
存在の道の先、
私は存在ではない、
ただの眼差しであり、
存在はただ私だけになり、
身体の粒は全てが声になる、
声は、波として、あたたまり、
ある日の風を形成する、
形成された風は、
緑の零時に問いを立てる、
ここは私の通路だろうか、
それともここはただの響きだろうか
緑の零時は安寧なのか、
おそれなのか、
自身を失って、
身体はまた泡立つ、
いや、時刻に帰ってきました。