<2440>「皮膚量、重み、肉時」

 そのいきち、そのリズムで、

 あたしは身体まで来る、、

 ここのものの意味を掴み、ハタにふりながら、、

 私は徐々に来る、、

 もののトオン、のなかへ、、

 いくらでも来る、、

 あ、さわぎなさい、、

 身体の、その果てから来て、、

 うんと、さわぎなさい、、

 あたしはきくから、、

 このものの姿をきくから、

 その、姿に合わせて、、

 次々に来なさい、、

 

 また身体が来ていた、、

 なにの、

 どこの印なのかも、、

 ひとつでは分からないところで、、

 あなたは、姿らしく、

 ここに来て、

 ものを噛み、

 身体を噛み、、

 そこへ、時間が残り、、

 私はそこへ、

 残った時間をただ、

 ひたすらに見つめる、、

 見つめればどこかへ出るという訳でもないもの、

 それを抱えて、

 ここにある、、

 なにだかしれないが、

 ここにあって、

 ひとつのさわぎをなしている、、

 どうやらそれがあなただ、

 どうやらそれがわたしだ、、

 空気を受け、、

 空気のなかであゆみ、、め、

 なりたたせる行為に、、

 あなたの皮膚量を、、

 存分に混ぜ合わせる、、

 あなたが表面できいていたことの総体が、

 ただ一連の風の音と、

 何ら たがわなくなってくる、、

 その中心点に、私は居ます、、

 ひをうけて、

 まともにいるのです、、

 どこからきいた言葉なのでしょうか、、

 私も笑みをし、、

 時日をし、

 身体に浮かべながら、、

 、、

 

 はれた記憶のそのさなかに潜ります、、

 浚います、、

 あれあなたの肉時の響きとともに、、

 この濡れた映像、

 日によって、きらきらと光る、影像・・・