身体のなかから、トオンが、
順に、順に、来る訳だけれども、、
私は毎時、その隙間に、視線を呉れて、、
熱の、溜まりを作っていく、、
あなたが過ごすその点の位置は無限、、
どこまでも流れていこう、、
あなたは無限の音がする場所で、生まれている、、
あたしは裸足になり、、
この地のなかに吸い込まれていくものだと、、
静かに告げている、
あたしは華やかな暗闇のなかに歩を置いたぞ、、
どこだろう、、
ひそかな、声の連続、、
しかし、重なる、生きている、、
次々に打つ、
私は輪になる、、
身体の音が、その輪を通る、ひろがる、、
時間から一枚、
肌が剥がれている、、
そのさまは忘時、、
あたしは亜熱帯の、広場に、、
ホウけながら出てきた、、
私は、踊る人を見ている、
駆けていく人を見ている、、
この、ホウけた時刻が、
各々のなかにばらけて、、
変容し、、
広場には、
華やかな暗闇だけが残る、、
私はそこに向けて何かを想うのだけれど、、
熱が、生きている音が、
遠くからきこえるだけである、、
ぼやけてきこえるだけである、
なにかが、より、奥の方で溶け始めるようになったぞ、、
私は、また、無感に近づいたのだろうか、、
そんなことはないだろうが、、
私は道を辿る、
この呼吸がどこへでも漏れて行くこと、、
私は不明のなかに手をつけて、、
熱はここでしたか、と言い、、
静かに目を覚ます、
私は記憶のなかに浮かんでいるのではないのかもしれませんね、、
私はこのなかで人間の声をきいているのでもないのかもしれない、
次々に泡が、、
私が置いてきた泡が、、
種々の仕方ではじける、
時間は揺るやかで、あたたかい、、
なにだ、、
この僅かな呼吸から、、
身体の道が生まれている、、
姿はひどく小さい、
これはあとに残るぞ、、
私が辿りに来る、ここを来る、、
あなたの印をまっすぐに、見ている、、