私はそこから存分に声を出して、、
ここへ渡ってくるのでしたが、
あなたにも確かにきこえていたのでしょうか、、
あ、
ひとつの意味が揺らぐ、、
この、印が多くなるところへ、
私は酔っていた、、
すがたかたち、
静かに漏れて、、
なおも来る、なおも来る、、
はっきりときこえたまま、、
ここへ来ました、
あの、訳の分からぬ回転の、
しずかななかに立ち、、
それは転げ、
そのままで潜るとも知らず、、
ひそかに張り、、
ひそかに重みを持ってくる、、
あ、
ひたる、
しずむ、、
私は水へかえる、、
泳ぐ、
ただほうける、
浮かぶ、
身体が時間とひとつになる、、
ここは無時間であり、
ひとは、それぞれの熱の、範囲のなかで、
よろこんでいる、、
私もうれしいに違いないが、、
時間を思い出し、
そのなかでリズムをつくる、
私はリズムをつくろうとしている、、
そこに基準を置こうとしている、
あなたは火の中にいるのか、と問われれば、
笑って、
いやいやそんな、大袈裟な、
と返すであろうが、、
ほんとうかな、
ただパチパチと底から音を膨らませて、
それでいて、
気がついていないだけではないのだろうか、
という気が、
していてしていて、
ん、
あなたは火なのか、、
どうだろう、
私には分からないのだが、、
火がなければ、生まれえなかったのだけは、確かなんだ、
時刻の火のなかの、
戸惑いが、
そのときのおびえが、
そのまま形になったような姿としていやがる、、
ん、声か・・・