見たの、
なかからあなたがふき出し、
どうしても、見たの、、
え、
知らない、
知らない、知らない、、
お前の身体など、
どこにあったところで、知らない、、
あなたはどこへ、
あなたはただ眠った、
あたりまえのように沈黙して、、
じっと、
ものと一緒になって、、
しずかに待っていくのだ、、
なにを、、
あなたの時間ではないものを、、
うけるために、
待っていくのだ、、
生まれたのかい、
大層なことだ、、
あなたはどこにこぼれていたのか、、
私は、
ひそかに声を立てた、、
いるのだ、
どこに印があれ、
そこにいることに、なっているのだ、
あたしはさぐる、
いつもの風景のなかに、
まっすぐに入っていく、、
あたしは見ている、、
ものさわぐ先を、
しずかに見ている、、
これは、
ただ液が垂れただけ、、
ただ穴に、きこえただけ、
見れば見るほどそこにいて、、
あなたはつまむだけ、
こんな複数の物事を、、
ひとつ、つまむだけ、、
あたしはほうけて、
なかへまぎれていく、、
だれかの手をして、、
あたしがひらくのも、、
たしかに、
ここへ、、
見えているには違いがないのだけれども、、
うれう、、
形を、うれう、、
いまのはたのもの、
あたしは目、
あたしは見るもの、、
全て溶けきるもの、
はたに見えて、、
なかへはじまる・・・