<2134>「苦さと剥離」

 円の中にいる、

 ぼうとする、、

 素直に身体が流れること、、

 方向を、

 なんのきなしに眺める、、

 静かに浮かぶこと、

 あたしは知る、、

 時刻からの先、

 そこにひそかに盛り上がる、、

 あたしは運命的な揺れ、

 この場所に集まり、、

 時刻のなかでひらたくなると、、

 次々に出る、

 次々にかわく、、

 あたしは振動線に限りなく近づく、、

 そっとここを見る、、

 

 あ、

 肌にもなにも出て、、

 えらく走っていくのだな、

 ここがどこかなど分からないまま、

 訳も分からず、、

 この歩をゆかせるのだな、、

 と、

 染みるテのけはい、、

 あたしは好き放題に流れて、、

 この場から語る、、

 この場から漏れて、

 ひとつ生まれる、、

 身体はここにできすぎていて、、

 私などは揺れそうだ、

 時間の端はそのもののまくのなか、、

 私は回転して、

 日々にきこえた、、

 

 は、状態、、

 ひとつのケナミ、、

 ゆうが、

 じらりじらりと汗をかき、、

 苦さの分だけ、

 静かに答えを合わせる、、

 ものの先へ進む、

 ものの先へ進むあなたは、、

 私を両目で見つめる、

 肌と大地、

 新しいジの誘い、、

 身体ごとその時刻を眺めて、、

 それでよしとする、、

 あたしがあたりまえに浮くものですから、その時刻を、

 ていねいにほしがる、、

 あなたが先々から生まれて来て、、

 ここに子どもを見出す、、

 あたしはあの観光ショップや、

 ファーストフード店の、待ち時間で、、

 ちょっとだけ剥がれて、、

 先の方向を見ていた・・・