<2135>「活動 あぶら 声」

 ひらく身体の時刻に、

 あなたもいて、、

 これはどこから来たはげしさなのかと、、

 一音一音問う、、

 私は揺らぎ、

 身体を問う、、

 次々に生まれているはずで、、

 私は歓喜のかけらを知っているはずで、

 声を出した、、

 声のなかからまたあなたも生まれていた、、

 ただの暗闇へ帰り、

 無限時へ参加する、、

 その後にある、

 ひとつの端初は、、

 不愉快でもあった、、

 

 あ、

 血がまわる、、

 次から次へと血がまわる、、

 揺れる揺れる揺れる、、

 いつまでも巡って絶えない人、、

 私は話す、、

 活動をしていたい、、

 活動とはなにだろうか、、

 私ははなやかに揺れていたい、、

 そうだろうか?

 まともに汗をかいていたいのではないだろうか、、

 この時刻のはじめ、、

 ひとは揺らぎながら、

 私は汗する、、

 きちっと形を決めたうえで、、

 この時刻に汗する、、

 次から次へあぶらが浮いてくるんだ、、

 からだは時刻をあたためて、

 ゆる、、

 ゆらぐ手の端、、

 そのまま来るもの、、

 人の声の隙間、

 あたりまえにはじける、

 あたりまえに揺るぐ、、

 糸の呼吸、

 糸の仕草、、

 私はぐるりとこの土地をめぐっていた、、

 土にそのままあたっていた、、

 

 不在、

 、不在、か?

 身体があるのに、、

 私は鍛えた、、

 そして鍛える、

 どこかに行くためではなく、

 汗をかくために、、

 私は活動したい、、

 静かな海の中に浮かび、

 私はあぶらを流していたい、、

 どこまでゆくのかなど知らないまま、