<2162>「把日」

 あたしが強振する、、

 んむ、、

 身体のなかの手として、、

 ん、

 振動して、こちらへ、、

 ア、

 徐々に来たんだな、

 私は明らかにここへ見えて来て、、

 私は声を揺る、、

 画面内にいくつもの様子が移り、

 私は知る、

 散る、、

 生きていたさわぎとともに、

 ここで揉まれ、

 ここで始まり、、

 あたしの揺れの繋がり、、

 

 身体から来るんだ、、

 全部その呼吸も、

 私には等しく見えていて、、

 どこへもその流れは見えるんだ、、

 と言った、、

 私が束になって、、

 その時刻のなかにはじまっているのだな、

 とひとつ知れた、

 ここははてなのか、、

 いや、地面で、、

 当たり前の地面で、

 私ははしゃいでいて、、

 軽やかなんだ、

 と言えた、、

 もののうむ方向がまっすぐに見えていて、、

 私ははじまっていた、、

 様子を見て、

 そのなかにはいる、、

 

 私が姿を見て、、

 様子が生まれ、

 ついにもののさなかへ、、

 私は手を振って、

 からだのなかにはじまる、、

 時刻が次々に見えてくる、

 と言えた、、

 からだのなかにはいれた、、

 なにだか奇妙にあつかった、、

 このなかではじまるのかな、

 そんな予感があった、、

 どこまでも不思議なんだけれど、、

 私は膨らみ、、

 そこらにある身体と、、

 静かに姿を合わしていた、、

 なに、

 ここからふくらんで、、

 どこまでも多量になるのだと、、

 声をする人になるのだと、

 考えている・・・