地が揺れる、
私に声を託したまま、
それは回転の方途、、
それは動き、
はばたき、、
身体のなかでまわる、、
ひとつの声の場所、
あたしは過ぎ去り、、
なにだ、
ひとつの点から点へ、
物事の様子が続く、、
身体はそばに見えている、、
私は揺らぐ、
致命的な時日を忍ばせて、
ここにきこえる、、
身体が便りを告げて、
もののなかを見せ、、
あたしはああそうか、と、、
ひとり合点する、、
この物事はどこからも、
本当にどこからも自由に、、
そしてはなのなかへ、
ごくあたりまえの姿をして、まざり、、
揺れてよろこぶ、
ああこんなところにいた、
こんなところまで来たのかと、、
私の方を向き、
言葉をかける、、
ア、
知らず知らず花が咲き、、
私はそのなかで手になる、
身体になる、
全ての印になる、、
どこからか生まれて、
長い月日に静かに触れ、、
声を場所へ畳み込み、
様子へ、様子へ動いていくさま、
今何を告げる、
身体は順番に回転し、、
今何の景色を告げている、
はれてみる、、
出来るだけ、身体に近いところで、、
静かに生まれてみる、
諸方へひらく時日、、
私は遠ざかり、
言葉を手にする、、
もののさいしょの行方に、
私は肌を合わす、、
静かに眠っている時刻に、、
生まれたら身体をかわかす、、
ひとつふたつときこえたら、
私は同じ姿でいよう、、
どこからきたのか、
この物事達、
私はさらさらと流れるだけになる・・・