<2042>「この静的なところ」

 なんだろう、木の匂いがして、、

 あ、

 見慣れたものも、、

 その先へ進むんだな、

 と、、

 ひとつひとつ続けている、、

 また響きが去る、

 私はこの膜のなかでも静かに生きている、、

 あ、

 働いている、、

 ものがたくみに積まれて、、

 あたしは響きのなかに来る、

 あ、

 僅かに手を揉み込んで、、

 いる、

 

 反対の印のところまで、

 真っすぐに来たよ、、

 ア、

 ここは新しい人だ、、

 なんという響きがするんだろうね、、

 と、、

 身体に語りながら、、

 それは次から次へ増加する、

 あ、違う肌だ、、

 私は透明に生き始める、、

 ここの湯気だけになる、、

 身体が続々と出て来て、、

 私は、

 ひとりで混乱しているんだ、、

 なにかが静かに当たり続け、

 私は渦を描く、、

 あ、連なったな、

 私はそこを探していた、、

 私はひどく先まで見えていた、、

 この静的なところ、、

 この行方、、

 身体は線で響きながら、、

 僅かにここへ来る、、

 ア、知っている、

 もののなかにこの凝りがあること、、

 あたしは手を出したままだ、、

 きこえて、うるおっているものに、

 ただの手を、、

 

 は、

 そのふうてい、

 その生きている流れに、、

 私は身体を、、

 私はものの通路を見る、、

 は、

 なんでも、こんなところで生まれたばかりで、、

 一切が、

 一切へ、混じれ、

 と、

 伝えているのだと思う・・・