<2062>「阿の中ではしゃぐ日」

 阿、

 ここに踊るのだものな、、

 ここに垂らすのだものな、、

 阿な多の響きが、

 私には新鮮であ多たかい・・・

 そのものごとのなかにひとつで混じり、

 あなたはひとつのあたたかさを、、

 素直に表現する、、

 阿、

 、、

 現実と、現実との隙間に声を掛け、、

 ひとつの宇宙を作ろうではないか、

 私は大いにはしゃぎ、

 身体の存在をここに届けてくる、、

 

 なにをきいているのか、、

 ア、ウン、

 私は始まって、

 私は終わる、、

 そこにテープがある、、

 そこにそれぞれの呼吸がある、、

 あなたは脱帽している、

 それぞれにニュースが流れる、、

 私は息を深くする、

 またこの時刻へあらためて生まれる、、

 ア、

 ア、ウン、、

 流れたこと、

 装いを、僅かに変えたことが、、

 ここでは確かな振動となる、

 なにだか、、

 あたたかい時刻が、

 ここへいくつもいくつも流れることになり、、

 私はホ、と、

 リズムをゆっくりにした、、

 あラ、

 こんな手のなかにいたのね、、

 私もよく探してみたけれど、

 ここだとは分からなかったもの、、

 なにだか手から中に入るようね、

 さあどうぞ、、

 私は太陽に巻かれた、、

 

 これらは全部細い糸になり、、

 宇宙の眠りのなかに散らばった、

 姿を見つめ、、

 私はふらふらとただあゆむ、、

 遠方の光、、

 そしてまっくら、

 、、

 私は息をする、、

 物事の入口を、よく呼吸できる、、

 阿、

 地面はあたりまえだ、、

 身体を保ち、

 ここへ静かに入れ・・・