私がそこに小さな揺れを保ち、、
今の繋ぎのなかへ響いてもみなさい、
それは明るいのか、
それはものとおいところへ通るのか、、
あたしは点滅を、
長い時間見詰めていて、
これだけ動くものがこれだけ静かなのだから、と、
続き、
私は黙ってしまった、
誰もここにあるものとは違う、、
静かなだけではない、ときいて、
私は黙ってしまった、
あたしはその時刻に含まれ、、
重なりを、日に、日に、新たにするものだけれども、、
そのなかに潜り、、
ただ脈、ただ脈、
そうか、ここまで線を、複雑にしてまで、
という言葉を吐いたあと、、
いいや、そうではない、
気が付いたら、きっと、ここまで来ていたのであり、、
細かなつもりは多々あれど、
大袈裟なつもりなどどこにもなかったのだと、
それで轟音、轟音、、
あちこちがそれで、浮かび上がり、、
あちこちがそれで、音に馴れて今はもう、、
環境音のなかで静か、、
私が僅かにひとことふたこと、小声で漏らしたのでも、、
その古い一番簡単な層へまっすぐに繋がる、
私は層を成している、
私は層を成しているつもりはない、、
次々に走り、
次々に置き去って、また新しくくるむ、
この時間には音という音がない、
またそこで生まれる、
気がつかないで、生まれ、生まれ、また去る、
去っている、音がない、、
突然音がなくなるのに、ずっと出会っていた、
別地平にいた、
別地平にいるあいだは平気だったのだ、
しかし、音がなくなった、
音がなくなった場所へ、私はまた、戻らねばならなかった、
この破片のひとつぶひとつぶも、そのことを知っているだろうか、、
私の小さな声でも、単簡に到達してしまえるものだから、
それは知っていよう、
それは当たり前に物事を知っていよう、、
そして振動するだけだろう、、
なぜならまた次に生まれなければならないから、、
激しく揺れて、生まれたものは、
数々の停止をこえて、先へ、先へ、、
溢れ出さずにはおかないものだから、
私もそれに添おう、、
ここに、訳も分からず、
静かになっているけれど、