<2082>「土地のヒという」

 つめたい表面、

 なにだ、、

 私はまだ、太陽時にいる、、

 はて、(ハテ)、

 太陽時はまだ、青い眠りのなかで、

 私の呼吸を数えている、

 一、二、三、四。

 私は、ホウけた気分でここに、参じてきた、

 訳だ、朝、

 私が朝、亜太陽を咥えて、

 まっすぐな地平へと出る、、

 ア、

 これはどこからの知らせ、

 どこからの露、、

 不安定な意識のなかに、、

 ごうと静かな青いヒで、

 参加してくるもの・・・

 

 私はそのヒだまりに、、

 冷静に手をつけていた、

 つけていると、、

 それからなにやかや、駆けて、、

 生まれてくるヒ、、

 私はもののすさまじさにふるえ、

 ここで合図をする、、

 私はまだ点ですよ、、

 ・・・、

 応答がない、

 ア、そうか、、

 ここは当たり前の平面、、

 当たり前の土地だった、

 ここで生きている人だった、、

 私には意味を成してきた、

 そのための時間だったのかしら、、

 眠っていたものにふれて、

 あなたと踊る、、

 私は踊るとき、

 太陽が何も知らないだろうことを思うと、、

 やわらかい時間を現出させ得ることを知っている、、

 ハハ、ハ、

 ヒのなかだ、、

 これは時間で、これはヒのなか、、

 

 私が世界へ渡り、

 時間を含み、、

 静かにボタンを押すと、、

 はなやかなヒのなかに来る、

 ア、

 時、

 学問的に、打てば響くだろうか、、

 私は存在のなかを駆けて、

 揺らぐオ、、

 オドリノヒト、コチラ、コチラ、、

 あるあたりまえの影から、

 過ぎていくひと、、

 ハ、ドコニ、方途を、持つか、持つかな・・・