確かにはっきりとした、日の、あらわれ方でした、、
私がいくいくつまでも身体の計算のなかにいれているか、
それは、はっきりとは分かりませんでしたが、まともにあらわれて浮かんでいるのを、眺めていたのです、
日に浮かぶ仕方、、
遠い冷たさのなかにいました、、
(誰だ、方向、方向、そのなかにいて、ごうと身体の計算をあらわにして過ぎているのは、、)
遠い冷たさのなかに頻りと浮かんでいる私、、
なにか、なになのだ、、
そのころから、ひょっとすると、呼吸が始まったのやもしれません、
呼吸がそのなかに浮かんで見えているのかもしれません、、
私はそれをはっきりと吸い込みました、、
遠い冷たさの圏内で、
あたしがすぐに呼吸をはじめる、、
そこで、生成された日は、
一枚一枚を、重ねていく、、私の中へ、一枚一枚を、、
そういう訳で、、
よく知っている地域、、よく知っている身動きは、、
私の仕草のなかに、生きていました、、
それらは、なんと、あたりまえにあり、
あたりまえにありながら、
日々不可思議のどあいを高めていることでしょう、、
何て記号的、、
何てあっさり、何てヴェールの、、
何て覆われたなかにいるのでしょうね、、
しかし日は真っすぐの一本線を持ち、、
私の中心部分へどうしたって突き刺さっている、、
中心部分は呼吸する、、
ここで熱を持っていることはどこまでも確かであると、、
身体の端々にそれはあらわされながら、
それは感じている、、
日にそのような様があたりきって、、
ただに一個の軽く出来上がったしろものを、、
ずらりずらりと並べていますことを、
確かめています、、
まあなんという呼吸法が、、
次々に身体のなかに出来ていくことでしょうね、、
あたしは日垂れの美しさを、、
しかと見つめ、そのなかに歩行を混ぜて行きました、、
歩行はどんどんと混ざり、
湿った、、確実な土を、踏んでいるのがそれはもう明らかでした、、
(一体、この湿った土の中というものは、何枚が重なっているのだと思おうか)、、
うまく身体が動き出すのに一体何枚重なる必要があるのか、、
上手く湧き上がり、、
上手く剥がれてうまれだすけれども、、
その隙間にいながらにして、
さいわい、、目の線のなかに着地する、、
ここまで揺れ込め、ここからも揺れ込め、、
わたしは、あなたのなかを生かそうとする、、
あなたの枚数のなかで、浮かびやるわたしが、、
そのように考え始めた、、