<1499>「青い時刻」

 青い時刻のなかに突然当たり前のようにして、、

 あらわれた、、肌の、

 その身を揉み合わせた、仕草、、

 どこからどうのびてゆくのかが、さらに、感得されにくい、、

 なにから、なにまで、リズムから、リズムまで、、

 ここを打って、、

 ここをひらく、

 どこから、どこまで、どう出でて、どう継ぐ、

 息をはらった方向に、、

 そのまま過ぎていく、

 時間を営む、

 時間を営み、、時間を営む、、

 ひょっとすると、身体はその、色合いのなかに、

 まぎれて、、

 ふたつかみっつ、そこらに違いない、呼吸を、、

 今この身のところへ、、

 あらわしては走る、、

 あらわしては、すみやかに、、

 

 青く照り映えて、、

 うたがいの姿などが静かに、

 そこの角ですっと消えてはいる、、

 リズムが映えて、、

 そのまま、青く、見えなくなる、

 無言で続く、、

 無言ではればれとする、、

 そのなかに一歩、一歩とまぎれていった、、

 速度を落として、、

 だらり、と身全体をそこの時間に刷いてきた、、

 生きていると、、そこの時間に刷いている、

 長くあれる、、

 

 ひょっとすると、、その時刻は青色に、ぼうと光るかもしれない、

 そこで呼吸が緩慢に、だらりと垂れて、、

 上手く付着したあと、

 内的に、独自なかかわりを見せ続ける限りは、、

 その、音のない、、風の中で何度も生まれていた、

 私も、

 まったく知ることのない人も、、

 浮かびあがって、そこで、、きちん、きちんと、、

 はれやかであった、、

 はれやかであるものものの、きちんきちんと響く、、

 私はただ、その揺れて、、いくらか波を同じうしながら、、

 狭間に、なにほどにか、生きているだけで、、

 ひょっとすると、、その時間と、交歓は、

 長く垂れて、、

 肌全体を、覆い切っているのかもしらない、、

 しらない呼吸も、なにも、、

 たしかに照り映えた日も、

 ほとんど全て、

 ほとんど全てがここへ身をあらわすのかもしらない、、

 などと、

 呼吸の方へ向けて声を掛けながら、、

 歩はまた歩となり、

 招ばい込み、、

 まなかの仕草へ、、いまのところへかえっている、、