この通過する、
・・・、
この通過する、日の、なかに姿を見せる、
私は、いつまでも当たっている、
いつまでも華やいだ姿を見せる、、
なにせ、そのように陽がはげしいことを、、
どこまでも、感興、確かめているから、
私は、呼吸の姿になった、、
出始めていくかたわら、
戻り始めているかたわら、、
あいだ、あいだの、小休止、なくなって、、
なになにだらりと潜り込んで来ているもの、
を、なんどとなく呼吸する、
時間で、渦になっている、、
ああわたし、渦になっているのかもしれないな、なんて、、
だいだいだらだと、巡る巡る回転のなかがわ、、
回転のあとに残す言葉、、
身に届き、
身からそとへ出でていたまま、
を、はっきりと捉えた、、
(あ、私は、回転のなかがわ・・・)
あ、私は、回転のなかがわ、、
いつまでもいつまでもの輪、のなかがわ、、
ずいずいずい、ずらりずらりと、いちどきに呼吸の合う、
なかがわにそのようにして、居た、、
一度呼吸を試みている、、
のを、
静かな姿勢で見つめているものがありました、、
それは一音響、一室の中です、、
あいだの道、がそっくり不明で、、
風だけが通っている、、
その他はそっくり不明で、
なにがしの、挟まる、、余地をのけて、、
そこが全風景となる、、
あるいは、私は、意図的に、あいだの道を、見ないようにもした、
(本なにかに集中したりするとさ)
あるいは、それで、全風景の、一粒ずつがうまく呼吸されたのさ、、
一粒ずつがうまく流れ込んでいるあいだ私はほうけていた、
ほうけてほうけて、、
その囲いのなかを僅かな行きが過ぎる、、
行きがあたたかい、
あたたまって、私はもうきっとそのなかで、、
なか、、・・・?、なかがわ、、
・・・、
一連の、循環の、順次の、華やぎのなか、なかがわ、、
身体が出来ている、
身体がそのようなさまを持って出来上がっている、、
私は、それを長い時間に見た、
見たよ、、
見ていればそれは必要のなかでこう、踊って来る、、
どうだ、あれが全風景の室、、
呼吸しか通わない、あの室の、・・・