<2755>「からだください」

 からだひとつの線に、

 からだつづる、、

 あなたの文字、

 あなたの浮き上がり方、、

 もののたくらみのなか、

 あなたのサインのなか、、

 私は混ざる、

 私は行く、、

 軽やかないのちの、

 先端につく、重り、、

 あたしはその行方を見、、

 からだに剥がれていくものの印を見、、

 ひとりで水を飲む、、

 あたしは水の中に集まる、、

 

 あたしはものを飲む、、

 もの、

 ひとつの物体、、

 喉が動く、、

 あ、

 液垂れだ、、

 はいってきたところから、私、

 外部だ、、

 あたしがさらにものを飲む、

 液体だ、

 喉が動く、、

 からだはしずかになっていく、、

 いまや、

 あたりまえのようにこの、

 光景の回転など、、

 確かめるようにして、

 あたしは見ている、、

 あたしは普通の呼吸になったものとして、、

 このあなたの時刻を見ている、、

 ああ、

 ああ、掘り出す、、

 からだの底の方、、

 あなたはまだもう少し下か、、

 いえ、そうではない、

 あなたが薄い膜なだけです、、

 からだください、

 からだいらない、、

 からだ上手くなれる、、

 

 ものに印をつけ、、

 あたしはください、

 あなたはください、、

 あたしは放る、、

 あなたは見ている、、

 見ていて、、

 あなたの目もまた、ほうけ、、

 あたしのひとりの時間帯が、侵入し、

 ほうけ、、

 からだのなかそと、、

 崩壊してください、、

 内に水を、水をなかにいれてください・・・

<2754>「からだの朝、水が減る、唇が減る」

 あたしの、ただの、

 まだの、

 からだのあさに、、

 あなたがた液体、、

 あなたがた風塵が、

 あなたもぐりこむ、、

 どこからどこ、、

 あたしはその底の方の暗さ、、

 もどる、、

 からだのなかに戻る、、

 からだのなかで薄まる、

 もののなかであそぶ、、

 ものから先に出、、

 ものも戻り、、

 あたしは色をするだけ、、

 

 あたしはこたえのなかをするだけ、、

 ひとつの通い、、

 もののなかへひとつこぼれる、、

 水が少し減る、、

 あたしはそこに少し光を見、、

 光のなかで少し、

 あたしも減る、、

 あたしも溶ける、、

 溶けて表面に、

 あたしの音声も、、

 なに響かすところなく、ひろがる、、

 ああ、

 そっくり吸ってしまおうか、、

 そっくりそしてこぼして、、

 少し唇が減る、、

 あなたの時刻も減る、、

 もう僅かなのだと言われても、、

 まだまだあると言われても、

 ピンと来ないな、

 あたしは現在にしかいないから

 からだめくってくれ、

 何が見える、、

 あたしは水分が、、

 減ろうとしているように見える、、

 その一時期、、

 上手く水の量がちょうどになって、、

 筋や骨が、、

 上手く成り立っているように見えるのだろう、、

 

 あたしは骨でしょうか、、

 ううん、

 骨は一単位であって、

 私ではない、、

 私は何でしょうか、、

 身体を、揺するものでしょうか、、

 遥か先へ、

 きこえるものでしょうか、、

 私は不明、、

 つまり、

 明るくはないところから来た・・・

<2753>「身体の熱の奥」

 くずれる身体、

 あたまのなか、、

 あなたのしんたい、、

 あなたの振動の底、、

 私は見たい、

 私は見ていること、、

 からだからそばへ、

 次々にのびてきて、いること、、

 あたしは身体、、

 身の削ぎ、、

 身の細くなりかた、

 あなた、

 どこを見ている、、

 どこを向いている、、

 

 私には熱があり、、

 熱の奥には穴があり、

 穴には無感がある、、

 無感から出、、

 あたしは出、

 あたしは開口し、、

 開口したところで鳴るよ、、

 これははての響き、、

 これは絶えず生まれては流れていくものの響き、、

 あたしのなか、

 なかにさわれれば、、

 あたしはひっくりかえる、、

 あたしはからだがひっくりかえる、

 ひっくりかえるのを、、

 ただ楽しげに、

 眺めていましたよ、、

 あたしはさらに、

 このもののまともな線を、、

 からだにあつめ、、

 あとは散らす、

 あとは風の流れるままに、任しておく、、

 あなたが続々と、、

 すでに、

 そこに見えていることから、、

 また、

 いくらも回転し、、

 あなたは続々と、、

 わたしのないぶをさわる、、

 はて、

 声はひっくりかえる、、

 

 からだのなかにいくつも集まったことを、

 しり、、

 からだははたいて、

 ゆすれ、ゆすれ、、

 あなたは知る、

 あなたはこわい、、

 私はしらずしらず水のなかにほどけ、、

 あたしの底の、、

 もののなかの笑みの、、

 からだのみをしる、しる・・・

<2752>「内側へ畳め、そこから線を走らす」

 そこにはあなたがいるでしょう、

 印の、、

 あたしはただこの振るえ、、

 からだのなかでいくつも、

 いくつもの線に分かれ、、

 あなたがた ただきこえるでしょう、

 わたしは内部、

 からだごと、、

 その回転のなかで育ちながら、、

 あなたには膨らみ、

 複数の音がきこえる、、

 あなたはそばに立っている、、

 

 この、、

 ははのしらない一連の流れが、、

 あたしは、、

 しずかにこの妄想を作ってから、、

 あたしにきこえ、、

 これはどこからあつまってきて、、

 わたしにとどく、、

 わたしはからだをほどいている、、

 ひとつひとつの線が、

 液に浸っていて、、

 あたしは夢なども、

 少しかわく場所へ、、

 呼吸を、

 次々に送っていた、、

 あたしはどこだということになるの、、

 このまざりあいでは、

 いかようにも回転し、、

 すみにほどけ、、

 また垂れたら垂れるだけ、、

 あたしははしの方で生まれ、、

 このからだを落とす、、

 からだははるか水の底まで行く、、

 あなたはその挙動のいちいちを、

 内側へ、畳み込んでいく、、

 あたしはそうして無限になり、

 ここをきく、、

 ここははだがほぐれたところですか、、

 ここはまだ、、

 からだが過ごしているところですか、、

 

 あなたの模様の、、

 その浮き上がりを、、

 あたくしなどは掴みました、、

 あなたのその焦燥や、興奮を、、

 あたしは遠く、、

 それも、しかし、、

 内側へ畳む、

 内側へくれてやる、、

 あああなたの情動の、、

 からだになっていくさま、、

 あたしは日毎、

 からだに上手くとおっていくのを感ずる、、

 あなたここだ、ここなんだ・・・

<2751>「備忘録としてのタイマン森本」

 タイマン森本は、続々と出てくる新着だけを追って行っても十分楽しめる。

 のですが、ずっと追っていると、当然好みの回というのが出てくる。

 ので、備忘録的なまとめを。

 知らない人には、このチャンネルを知ってほしいという気持ちも少しはありつつ。

 8作品の紹介があります。

 

 ①アタック西本

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 終始意味不明だが、爆発的に面白い。

 急に縛られても、空間が馬鹿馬鹿しすぎて、何の恐怖も感じないのがまた面白い。

 

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 アフタートークもセットで見ると、いろいろ答え合わせが出来て面白い。

 

 ②サーヤ

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 サーヤさんは何回も出ているが、第4弾が特に面白いと思う。

 サッカーのワールドカップをABEMAで見ていた人にはより面白いと思う。

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 本人はものすごい実力者なのに、タイマン中何か探り探りでフワフワしていた理由が明かされていて、面白い。

 

 ③山口コンボイ

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 元気一杯、身体能力高い、男前で、用意芸人のコンボイさん。

 

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 会話です。ありがたいね。

 さっきまであんなに元気一杯だったのに・・・。

 

 ④しゅんしゅんクリニックP

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 お医者さんで真面目そうなのに身体のキレが良すぎるのと、時々変な間が挟まっているのが面白い。

 

 

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 しゅんPさんのせいでお医者さん減ってた。

 

 ⑤街裏ぴんく

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 やっぱり意味不明なものが一番好きなんだな私は。

 自分の中の1位を選ぶとしたらぴんくさんか、①の西本さんか、になる。

 

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 嘘漫談が生まれた経緯など。

 意味不明なものが好き、からちゃんと繋がっている。

 

 これはタイマン森本ではないのだが、ぴんくさんが、みなみかわさんの『踏み台TV』に出たとき、飲み会に上手く馴染めないという話が繰り広げられている。

 わたしもそうだが、意味不明なものが好きな人間と、飲み会の会話って相性が悪いような気がする。

 飲み会って、「分かる分かる」か「お前の言っていることは分からん」で盛り上がっていくものだと思うので、そこに、全然関係のない、意味不明なものが挟まると、ちょっと浮いてしまうというか。

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 ⑥ですよ。

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 ただただピュアなのか、あえてそういう振舞いをしているのかが分からない、どちらにせよ狂気の世界。

 あと声が大きすぎる。

 

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 話し声も笑い声もめちゃめちゃ大きいし、その声量のまま突然冷静になるのも面白い。

 

 ⑦森本サイダー

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 私が見たタイマンのなかでは一番こわいのがこれ。

 ①の西本さんの時とでは、縛ることの持つ意味が違いすぎてこわい。

 

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 普通に喋ってるときめっちゃ冷静でそれもなんかこわくなってくる。

 

 ⑧ZAZY

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 私が見たなかで一番気持ち悪い回がこれ。

 気持ち悪いものが好きな人はいの一番に見ましょう。

 

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 ズル、してましたよね。

 

 

 このぐらいでしょうか。

 実力があって、ちゃんと準備もしているのに、一発本番ゆえか、どこか探り探りで、図らずもフワフワしてしまう、そういうのを見れた瞬間が一番嬉しいですね。

 知らなかった人も、知っている人も、引き続きタイマン森本を見る生活をしましょう。

<2750>「卵へ、糸をのばし、声を通して」

 からだが少しものの表面のなかに浮いて、

 浮いて、は流れ、、

 あたしその先もまた先も見た、、

 辺りへ散らばり、、

 きっとこんな音がする、、

 きっとこんな声の空間が、、

 あたしにはする、、

 あたしははてを見ていたの、

 この卵から、、

 ものの先まで照るのを、、

 この卵から見たよ、、

 

 わたしは辺りを駆けはじめた、、

 なのになぜ、、

 このまわりのものは寝ている、、

 あたしはなぜか起きていた、、

 もう少し水だ、、

 ふいに知らない線が走り、、

 あたしはここに出ている、、

 ながく、

 ながく出ている、

 見ている、、

 だれかしらないところから出ている、、

 あなたの名前ごと、、

 あなたの名前は剥がれて、、

 わたしはその音、

 その音の棲家に、

 あなたは身体を合わせてきている、、

 どこから続くの、、

 この形のもの、

 この語らいのもの、、

 あなたが、

 順に混ぜていたものはなに、、

 わたしは先の方を見ながら、

 ここで挨拶をする、、

 あたしはヒの方へ向く、、

 あなた、息が吸いたい、

 ああ、息が吸いたい、、

 身体はどこにあるのかな、、

 あなたは身体へいれてゆけ、

 な、

 あなたは見てゆけ、、

 その、

 ヒのなかで食べる、、

 身体のもの、、

 

 はたして細い糸のもの、が、、

 無数にのびて、、

 結ばり合っている、、

 あなたは奥へ来い、、

 身体のなかにものはない、、

 ただの運動がある、、

 あ、

 あなたの声モ通る、、

 あなたはもっと声、、

 もっと、声・・・

<2749>「あけた穴から漏れる世界と水」

 まだはずみのなかで、

 あたしの知らない身体が踊る、、

 ええ、

 しずかに、、

 あなたの底面が浮き上がる、、

 あなたはそれを見て微笑む、、

 あたしたちは底を見、、

 底を見ることはどういうこと、、

 あたしは沈黙する、、

 声を送る、、

 ただ、

 はてまでひらいたものとして、、

 ここはある、、

 あなたは底溜まりとしてある、、

 

 あたしは走る、、

 からだのなかで、

 長く生まれて、、

 この地平のなかを、、

 ただに走る、、

 あたしは無表情か、、

 あたしは道か、、

 あなたのなかにあったこと、、

 あなたは外的環境から受け取ったものを、、

 ただ駆けて、

 ただ見ている、、

 ああ、

 私は肌になりたい、、

 そうしてだんだん水と空気と、、

 混じって、

 違うものになりたい、、

 いや、

 溶けてまじった部分が、

 日に、日に、、

 多くなっていくのだよな、、

 あたしは生まれたのだよな、、

 ただ、

 なにももたないまま、、

 微笑みの、

 光線のなかにいながら、、

 全てが違和で、、

 わたしには、

 新鮮な風も、、

 なにかの予兆に思えた、、

 あたらしい世界も、、

 なにか重たいものに思えた、、

 私が、、

 

 からだの点で、、

 あたしははしゃぎ、、

 あたしはうもれる、、

 からだのなかにふくまれて、、

 あとへあとへつづく、、

 わたしが見たもの、、

 わたしがうがつもの、、

 そこから垂れる水を吸い得ること・・・