まだはずみのなかで、
あたしの知らない身体が踊る、、
ええ、
しずかに、、
あなたの底面が浮き上がる、、
あなたはそれを見て微笑む、、
あたしたちは底を見、、
底を見ることはどういうこと、、
あたしは沈黙する、、
声を送る、、
ただ、
はてまでひらいたものとして、、
ここはある、、
あなたは底溜まりとしてある、、
あたしは走る、、
からだのなかで、
長く生まれて、、
この地平のなかを、、
ただに走る、、
あたしは無表情か、、
あたしは道か、、
あなたのなかにあったこと、、
あなたは外的環境から受け取ったものを、、
ただ駆けて、
ただ見ている、、
ああ、
私は肌になりたい、、
そうしてだんだん水と空気と、、
混じって、
違うものになりたい、、
いや、
溶けてまじった部分が、
日に、日に、、
多くなっていくのだよな、、
あたしは生まれたのだよな、、
ただ、
なにももたないまま、、
微笑みの、
光線のなかにいながら、、
全てが違和で、、
わたしには、
新鮮な風も、、
なにかの予兆に思えた、、
あたらしい世界も、、
なにか重たいものに思えた、、
私が、、
からだの点で、、
あたしははしゃぎ、、
あたしはうもれる、、
からだのなかにふくまれて、、
あとへあとへつづく、、
わたしが見たもの、、
わたしがうがつもの、、
そこから垂れる水を吸い得ること・・・