存在しているものの、
外側に張る、
薄い膜の氷が、
少しずつ溶けて、
液も止み、、
あたしは少しずつ身体がやわらかくなる、、
あなたに対して、、
身体を、
少しだけ見せやすくなる、、
人間が、
存在して過ごしている、、
そのことに、
私は安心して、
今がどこなのか、
一瞬分からなくなるほどの、
深い眠りにつく、、
新しく、
旧知の関係にも、
また新しく、
距離が設けられて、、
うん、
ひとつひとつを、繋いできて、、
しかし風景や、
物事が、
ひとつひとつ混乱する、、
あたしはもののからだのなか、
ひといきでふれえた、、
そういえば、
あまりに激しくぶつかっていたことや、
それを経て、
まあ、
全てが良いとはならないけれど、、
お互いさまに、なっていく時間とか、
私もおんなじ、
歳を取った人間になって、、
分からないなかを、
進まなければならなかったその困難が、
少しずつ見えるようになって、
こんな変化を、
わざわざ伝えることはないかな、
喋り方が分からないし、
少し恥ずかしい、、
ああそうか、、
ともかくも、
ここまできたよな、というところで、、
私はだって、
褒められると、リアクションが薄くなるじゃないか、
そういうのはいい、
私もあなたも、
また会えたな、ということで、
それでいいじゃないか、、
それでいくらか、
うれしいということじゃないか、、
あなたには身体があるまま・・・