生きることはくやしい、
本当にくやしい、
昨晩は私は家に帰ってきてから7時間ぐらい、
ずっとくやしかった、、
こんなにくやしいかね、
生きることは綺麗事ではないな、
私はボーッとして、
美しい夢を見がちだけど、、
決して生きることはそれだけではない、、
泥の様な手触りのなかを、
一歩一歩進めていくようなものがある、
泥のなかは、
上手く先に進みたくても、
なかなか進ませてもらえない世界だ、、
イチローさんが、
あるときは後退しながら、
時期によっては後退しかしない時期もあると言った、
その言葉の響きをききながら、
泥のなかを、
どこに出るか分からないまま、
進めているという歩みの実感だ、、
年を取ることの利点は、
あ、
同じ苦しみが、
同じ悩みが、
前にもあったことを確認できるという点で、
そうするとこの先に別に出口がないことや、
ただぼーっと待っていても何も変わらないことや、
時間が経てば別に全然平気だったりすることを、
体験的に知っているから、
ただ苦しみや、悩みがあるまま、
ふつうに生活を送ることができる、
その人の気分の波ももちろんあり、
私に対して抱く印象の微妙な変化もあり、
生きている集団は、
いつだって一枚岩ではない、、
それは家族だって、
友達のグループであったってそうだ、、
そのなかで、
それでも、
良い時間というのを探っていくこと、
良い瞬間を探っていくこと、、
そこはあきらめないでいこう、、
全く異なる運命を託された人々が、、
全く違う目的のために日々勉めるなかで、
僅かの間だけ、
同じ場所を共有しているということ、
そのことの困難さと、
そのことの喜びを忘れずにいたい、、
簡単ではない、
いやになったらすっと去ってしまう世界だ、
それは私だってそうかもしれない、、
そこでどうエンターテインするか、
簡単ではない・・・