時間の枠があり、
そのなかでの行動量があり、
そこで、
次々にことが進んでいけば、、
それで問題はない、
問題はない場所で、
じっくりと座っている、、
行かない、行かないよと言いながら、
どこかに行ってしまう、
行かないで、と言いながら、
もう満たされた私は、
どこかへ旅をしたくなっている、、
あたしには、
突然スイッチが切れるように、
周りの人に、
何の興味もなくなるときがくる、、
その前までは、
何か、いろいろ訊いてみたい、
話し掛けてみたいと、
思っていたはずなのに、
急になにも思わなくなってしまう、、
それは戸惑うことだ、
理由は分からない、、
ねえ、
どうして構ってくれないの、
興味を持ってくれないの、
話し掛けてくれないの、、
ねえ、
私は何故だろう、、
どこからこの病を、
持って来たのだろうね、、
人間の、
素質の核に存するものを、
自分で、選んだり、
選ばなかったり、、
できると思うのはまったくの間違いかもしれない、、
そんなふうに、
身体は出来てはいないですよ、
また一日、
また一日と、
今度は眠りに近くなる、、
あたしの精神が、
よく眠ることを求めている、、
現実の、
風物のひとつひとつが、
もう私のなかで、
過去のものになり始めている、
私は移動したくてうずうずしているんだろうか、
どうか、
からだは順にあたらしい景色を囲む、、
声が、
いまここらへんに溜まり、
もののなかへ滑っていく・・・