なに、
入ってこようとするな、、
あたしは、
一歩をひき、、
からだから、外に出て、
あなたを眺める、
呑み込もうと、
そこで構えていないでくれ、、
あたしは流れ出るよ、
まったくおそろしいな、、
私は、、
ねじを巻き、
その巻いた分だけ動く、、
ひとつの機械になれたらいい、、
あなたひとりあなた手のさわぎ、、
この、、
かたい沈黙のなかにいて、、
あなたも、また、、
私を見ている、、
私は、徐々に、
存在者の次元から、降りていく、、
降りていく先に、、
この呼吸が、
まっすぐ通る場所がある、、
あなたの変わらなさ、
あなたの核の部分に保存された声を、、
あたしは掬うよ、、
掬って、、
しばらく見て、、
また海に返すよ、、
あなたはあなたで、
何が返されたのか、、
まったく分からなかった、
ような表情をしているね、、
あたしはヒにあたりながらなかに入った、、
からだだけ、、
からだだけ時刻のなかで燃えていりゃ、
これは私のはだと変わらない色になる、、
あとねあとね、、
この匂いも私から作られたんだよ、
あとねあとね・・・
私はほうけて遠くを見る、、
ねえ、ねえ、、
ああ、ああ、
ねえ、ねえ、ねえ、、
ああ、なんだ、お前、
そこにいたのか、
ここにいるのは私だけだと思っていたよ、
ねえ、
しらない人、しらない人、、
ああ、なんだ、、
お前、、
どこに声を、流そうとしている、、
あなたは誰だ・・・