身体のなかに作った、
ひとつの線、、
私は、
その線に乗り、、
ひたすらに作業を繰り返していく、、
狂人です、
狂人です、、
そこには、
ひとつも奇っ怪な動きなど、
含まれていない、
むしろ穏やかにしているからこその、
この狂いようのこわさなのです、、
あなたは誰ですか、
私は、
小学生の私と同じであり、
もはやどこにも似ているところのない、
おそろしい作業の集積です、、
ですけれど、
その重なりがおそろしいとはいえ、、
私は、
それを理由に状況を投げることはしない、
言い訳はしない、、
あたしはただ現実の感情を、
計算器に入れ、
それからはじかれる、、
値をひとつずつ踏んでゆくだけです、、
こわい人間だ、
こわい人間だ、と言い、、
さらにすることは、
さらに奥へ行くこと、、
からだに声を掛けること、
私には欲望がないと思っていた、
しかし、欲望は、
同じ場所を、
掘れば、掘るほど、
次々に出てくるものです、、
からだを求めていた、、
順番にきこえるあなたの声と、、
それに全て似せたもの、
あなたのなかに、
時刻がはじまって、、
それから先へ見えること、、
なんだか液をだらだら交換して、、
あなたのあつさが紛れ込んでくる、、
私は、
もっとこのなかへ行こうとする、、
このなかはどうなっているのか、
平気で、
裸になってさぐろうとする、、
全ての匂いのなかへ、
あなたは頭から入ろうとする、、
からだが、さめて、、
あたしは、
ほうられていた・・・