色も手も戻ってくる、、
あたしのはだのなかに、
しらされて生まれたからには、、
ねえ、
どこから出るの、あなた、あなたは、、
私は呼吸をしている、、
私は複数の眼をしている、、
ただまたアいた、、
またかどからアいて、
ひたすらに漏れてくるのを、、
私は迎えて、、
そのまま渦にする、、
渦の使いのことを、、
あたしは知り、
あたしはころげ出る、、
ああしらぬ、わずかなヒの、、
光線の、、
かどのなかで、
まだほうけて、、
もっとしらない、
もっとたよりのない、
小さなヒに戻し、、
あたしが絶えているところ、、
うん、
透明な室へ戻り、、
あたしはただここにいるだけ、
おそろしいような回転の、、
そのなかにいるだけ、
ずっと奥深くから、、
あなたを見てくるだけと、、
声を掛けて、、
ものが次々にすべっていくのを、、
ただ捉える、、
ただあなたの細胞のなかに、
数える場所が増えていくこと、、
あれを揉んでいる、、
揉み込んでいくうち、
眠りに入る、、
あたしはそのなかの、
ひとつの表情へ、
振動を合わせて、、
ぐっと浮かび上がる、
からだなどどこへ、
どこへ来たというの、と、、
あなたの疑問が発する、
発する、
発する、、
あたしはここを液で繋ぐ、、
あたしは静かなマシンになろうとして、、
いいや、
人間は人間だということを、
どこまでも組み込んで動くのだ、
その方が、
マシン化よりもはやい、と言っている・・・