どこまでも深く落ちて、
どこまでも深く醒めたあと、、
私は水のつもりになる、
水にはなれない、、
私が、
いくらか掛け合わせた、
計算の産物であること、
この地上は、
一体どのように、把握している、
おそらく、
私と地上と、、
同じくらいの知識、、
よくは分からないながら、
存在して、
自分で把握できるよりももっと広いこと、
様々なことをこなしていく、、
朝はまだ、
あなたの身体のうちには入らず、
しずかに隠されている、、
帰り道に、
車道や、
空が、
やけに私に、
接近しているように思える、、
私のかけ算が、
いま一周して、
この場面を、
記憶の一枚にすることを、
なんとなく決めたようなのだ、、
なにが起きた訳ではない、
なんのきない一場面を、
記憶として取っておくという、
判断をときどきする、
もう違う街に、
思いもしなかった違う街に、
あっさりと出ていたりする、
私は、、
あたしは今、
大事なことは期限までしっかり隠そうという気持ちと、
いや、
もうこんなところまで来たのだから、
別に何かを偽る必要もないのじゃない?
と静かに語りかけてくる、
二つの波を持っています、、
あたしは、
優しくなった訳じゃないな、
ひらいた訳でもないな、、
閉じることによってひらくのです、とどこかの放送できいた、
それが徐々に、
身体化されはじめただけのことだと思うのです、、
あたしは生活者として、
少しばかり素直になり、
少しばかり当たり前になった、、
身体で言うとそんなところです・・・