あるならば、
それを渡してください、、
もらってしまうと、
なんということも出来ないものを、、
いまあなたの手により、
静かに渡してください、、
私は構えています、
全く、なかの水です、、
完全な浮き上がりです、
あたしはまたここに潜ってください、、
たれか息した、、
知らないですけれども、、
あたしは底深く、手をついて、、
身体を作ります、、
折り畳みがいくつになる、、
からだに近いの、
私はいくつになる、、
数えていられるか、、
これは畳んだ末、
時間がなくなって、、
なんども私のところにあらわれてくる、、
私は続く、
この真赤な空間に、、
私はすっかり混ぜてしまう、、
ああ、
また泡がひとり、
またまた泡がひとり、、
ずっと、
ずっとその先まで浮かんでいくことで、、
私は語り、、
私は、
言語が自分のものではない、、
言語は、
皮膚から剥がれた訳ではない、、
刻印され、
抜きがたくなった訳ではない、
しかしどこか私の中で、
層を作っていて、、
それを器官と言うことはできない、、
それを舐めていくことはできない、、
だから、
ただあたたまる身体に対し、、
あたしは膜を成す、、
それは自在に関係をなす、、
ああ、
今あらわれてくれると、、
私は嬉しいも悲しいもない、、
ね、
なんでかなかにすんでいるね、、
水がよく通るのを、
あなたの目も、
私の目も 眺める、、
ああ、空気、
ただ、空気、、
私はここから立ちのぼる熱に混ざる・・・