<2536>「歓声と、底に溶ける」

 あらたにした、

 あなたものなかそとうち、水の、した、、

 身体が照る、、

 どこや、どこや、、

 身体を招ぶ、、

 私はヒの明かり、

 身体の回転面、、

 ヒのあおり、

 これらどこまでも、、

 どこまでもその作業の、

 形を把握するのだが、、

 ものがある、

 ものがはじかれる、、

 私の底の方へ、

 いつもいつもながれこむのを、

 すっかり、見ている、

 

 からだなかそとなかそと、、

 ものくれる、

 もの静かにここへくれる、、

 あたしは液になり、

 その場へはっきりとした、

 歓声をあげ、

 あたしから抜ける、、

 ものの中心の、

 その呼吸の、、

 なかにある、、

 あなたははじける、、

 あなたはその物事の外にある、、

 いかに覗こうか、

 いかに身体を出ようか、、

 あるあたらしい距離と、

 ここにきかされて、、

 私は流れていく、、

 身体ごと、流れていく、、

 ものをくらい、

 見つめる視線、、

 あたしははじまり、、

 ものにかかる視線、、

 

 私は膨らんだ、、

 もののみごとなはた、、

 きた、

 歩いた、、

 かたまった、、

 また多く水に溶けた、

 つながった、、

 また膨らんだ、、

 あなたに限って、

 まっすぐに見ている、、

 つながった、、

 訳の分からないほう、、

 あなたが目をし、

 あたしはさめ、

 水をはらう、、

 水だったころのように、はらう・・・