ねえ、さわる、、
今、あなたは、
想像もしない場所の、
まさに、
からだの初めに、
さわろうとしていて、、
その衝撃で、
どこまでも先へ行こうとしている、、
からだかたち、
生まれたのね、、
あなたからだかたち、、
いくつにもする声、
渡しながら、、
私は想像のなかに、
想像はあなたのなかに、、
あなたが存分に流れて、
からだは増えていくのに、
あなたはつかまって、
あたしは泡をする、、
泡が私をする、
私は遠くへと流れながら、、
からだの形をする、、
からだからはらって、
あたしのみた声の主、、
からだからはらって、
はらって、
はらった先に、、
なおあなたのような、、
存在の中心があらわれてくること、、
私はあなたの水、
あなたの水の中の存在、、
存在者が発話する、、
発話するからだのなかの泡、
泡、なんで、、
なんでからだかたまるの、
なんでながれるの、、
なんでわたし二重音声を、
発しているのだろう、、
あたしが存在者の、
ただひたすらな声をきいたとき、、
からだの横に線が走る、
ああ、あたしは生きていた、、
この声をきくべく、
生きてきた、、
そう思えてしまったり、
何度も何度も、
失ったと思えた心地のなかへ、
逆にかえってくる、、
それによって、生きてくる、、
あなたの生命の中心に、、
からだがふくらんでくる、、
ねえ、
ここにあなたをためてよ、、
私もいくらかふえてみるね・・・