僅かな隙間に手を置く、、
あなたここのところに、
液を、液をくださいと、、
そう、しずかに言っているのだが、分かるか、、
ああ、きこえたな、、
ここにはそうして、、
いくつもの水が集まった、、
あなた、
なんとも遠くから、、
私は光線を受けた、、
うん、
どこへもよろめいて、、
どこへも確かめることが可能で、、
はらわれて、
なかに育って、、
わたしは順にきいている、、
わたしは順に育っていくのを、
このはたできいている、、
ねえ、
まだ眠りのなかで、、
あたしのなかに残った泡のこと、、
少し吸って、、
少し含んでみてはくれない、、
どうだろう、、
そんな微量なものでも、
たしかにきこえ、
育つものであろうかな、、
わたしのそのふくらんだ、
呼吸らしくあるものが、
そのままここに、見えるものかな、、
あなたはそちらの方から手を寄越す、、
うん、
そんなら何度も、
しれたものだなという、、
いくらかの言葉と、
わたしはふれます、、
わたしはしっていることの奥がまたあります、
それにふれます、
まったく手をしています、、
どこから用意した回転か、
そんなことは分からず、、
ただこの線の中、
あたしは含んだ水を、、
爪のひとつひとつにまで届けます、
そのとき光景がひろがる、、
あたしは眠って、
すっかりかわかして、、
どこかしらない場所へ向けてめざめるとき、、
わたしは生む、、
わたしはその重みとともに来て、、
この暗がりのなかで生む、
ねえ、
あなたは来て、、
しずかに水を含んで、そこへ来て・・・