そうだなあ、
あたしは、、
ものの内部へと声をあつめて、
いちいち点検しているような、
そんな身体ではなくなった、、
むしろ形を、、
形らしくして、
その皮膚と同じになろうとしている、、
あたしはその姿のままで眠る人、
その姿のままで起きる人、、
あたしは小気味よくなろうとしている、、
調子に乗らずに、、
わたしは一音一音を、
飲もうとおもっている、、
ああ、
土はつめたいねえ、、
あたしもそのなかの方で寝ていいかな、、
からだもなぜか徐々に溶けてしまいそうだよ、、
あなたひとつひとつ見てね、、
うん、
私は存在しない、、
うん、
なんていう音だろうね、、
私は、
そのときの声の、
いつもより低くなるのが、好きだよ、、
土みたいな感じだ、、
私は上の方の風景に向かって、
ぽっと粒を吐いているよ、、
それは音もなく空気のなかにまぶされるでしょう、、
あたしは受け取る、、
あたしはまだ太陽のなかにいる、、
あなたが生まれたことを知りながら、、
私は気温を通路だと思っているらしい、、
どこへでもつながろうか、、
歩いたこと、、
からだここで剥がれたの、、
なんという時間の経過、
なんといううごめき、
おいしいねえ、
あなた、おいしいねえ、、
こんなに冷たくして・・・
からだつめたいよ、、
あなたのヒはどこ、、
ああ、ねえ、、
私の内臓まで、その、
私は存在しない、という、
響きが届いたよ、
それがヒだよ、、
あの回転するひとつの時刻がさ、
それだよ、、
あたしもなかへどうぞ、、
こんなに、
風の中は自由なのにねえ・・・