あたしは疑いをおく、、
あたりまえじゃないか、
これはただ、生きているというだけのものだ、、
死んだらどうなるか、
そんなことはしらない、、
だいいち、
知ってないといけないことなら、、
初めに分かるはずである、、
初めに泣いているのは、
悲しみでも、
喜びの表現でもない、、
からだばかりが、
外へ外へ膨らもうと、しているだけ、、
まだ液が垂れている、、
だれだお前は、
やわらかく私を拭くなよ、、
周りのものは音が大き過ぎる、、
お前が持っているその、肺は、
生の声帯は、
喉は、
唇は、
なにものだ、、
なにがそこに住んでいる、、
わたしまだそれ、持ってない、
いいえ、
全部持ってるんです、
あたし、
こんな人じゃない、
人じゃない、、
いいえ、人です、、
あなたは存在を混ぜて、、
ここに渦の音を立てる、、
はての、人です、、
あなたが内界にいて、
ここを無だと思うときにも、
液は、
次から次から湧いてます、、
あなたの姿を確かめて、
ものを、少しずつ、、
渡しています、、
さあ見てください、、
あなたの身体のなか、
なにもかもありますか、
そうだ、
あたしには肺がある、、
これらの声や物、
ころげるだけころげろ、
いいな、、
あたしは液ではないんだ、
だから全て拭いてくれ、、
なにが起きているか分からない、
変化がこわい、、
そんなことでごまかすのが可能な場所はとうに過ぎたぞ、、
お前は一瞬だけ調子に乗っていろ、
そしてすぐ道に戻してやる、座りなさい・・・