からだなんてひとつもしらない、
みたこともない、、
どこかをおさえているのね、
あたしは、、
これはなかなかの、
からだのなかにうもれたということなの、、
性として成り立ち得る、
それがどうしても分からない、、
わたしは淡々と、、
この日のなかに近づく、
からだはかたい、、
あたしはなにをイメージする、、
このふたつの意識のわれのなかで、、
あなたは泳ぐ、、
泳いだら、
すべての記憶の皮が剥がれて、、
あたしは零度に、、
そこから膜をつくり、
生まれる前へ来る、、
ただ場所が、、
いくらか日を経過する、、
しらない線が、
僅かにのびる、、
僅かに声がここに届く、
それは、
招んでいる声ではない、
いらだった声、
うたがっている声だ、、
あたしは線を引っ込める、、
引っ込めた線はどこへ行きますか、、
当然はらなかへ、
内奥へ、、
うん、
からだの癖は、、
あれも、これも、、
すべてを内側の線へとかえていくものとしてある、、
あたしはしずかに水を見つめる、、
次々生まれては流れる、、
この水を見ているのだ、、
からだはらうか、、
すべてとけてしまえばいい、、
すべて過去ほうけに、
過去存在内外に、、
完全にまみれてしまえばいい、、
からだからはじけて、、
道理のない、
存在の真透明な、、
仕方の、内部へ、、
あなたが軽やかに駆けて、、
二重に生まれる、、
二重にこの底をきくに及ぶ、、
あたしのはたいたの、、
水とともにこうしてはたいたの、、
どうして拾う・・・