なあ、
お前は語っていたな、、
こんなに自由に流れて、
こんなに自由に生まれて、、
なあ、
私の身体は止まらないよ、
私はな、
どこかに向かっている訳ではないな、、
からだが止まらないよ、、
風がいくつも吹くな、
いくつもいくつも吹くな、、
あたしが肌に生まれたことを、
しらせるように、
時間が変わっても、
また会えるようにさ、、
この場にひとつの実として、
立って、、
風や土埃に、紛れて、、
あなた、
ひとつの声のなかにいくつ、
いくつの表情を読む、
いくつの情感を知る、、
あなたが同じ状態ではないこと、
そのことにおいて、
平等であること、、
私は、
種を吐いて、、
地面に伏して、
そこで、
生まれるまでの、声のひとつひとつを、、
きいていること、
きいてたしかめていること、、
ねえ、、
これは、
ただ好きということだけじゃないな、
どう生きたらいい、、
私は、
私はどう生きたらいいという、、
ひとつの衝迫なんだ、、
来るよ、来る、、
私はこのあたりまえの空気のながれのなか、
あなたをしょって、
来るよ、、
全部身体は見えているんだ、
声も届くよ、、
あたしは心臓からしか生まれたくない、、
あたしは声を噛むよ、
随分とこのいくつものことや、
ながれを、
含むよ、、
ありがとう、、
私がまだ長いことが、
しずかな空気と、緑の色の風に混ぜてもらえることが、
良い、
良いよ・・・