あたしはその水のありかを記憶していた、、
ねえ、
どこから漏るの、それ、、
私にちょうだい、、
私は少しずつ濡れていった、、
私には表面があるのかしら、
ねえ、
どんどん含んでくれる、、
知らない場所で、
まっすぐにほうけている、、
この私の姿です、、
手のなかにも水はあるの、
そうだよ、
へえ、なんか、、
少し押していたい、、
まったくの容器なんだろうか、ね、
あたしがあっちこっちに、ね、
はっきり膨らんでるって、
あなたはそういってこちらを見た、、
どうなんだろう、、
ここには底がないのかもしれないよ、
いつもぶつかっていて、、
いつもその隙間から何かが漏れてくる、
それはあたしなのかもしれないね、
どうだろう、、
ちょっとたくさん喋る女の人がいて、
私は、ほとんど空になって、、
その音声を、通過させていました、、
あなたはその熱を、一体どこから、、
さて、
私はこんなことに対してぼうっとしてしまう、、
あたしは肉体なんだろうか、、
いや、あちこちで、
その都度盛り上がる、、
ただの光の波のようなものです、、
からだがさ、、
ただ浮き上がっているだけだ、、
もののなかに来い、来いと、、
けしかけているだけだ、、
あたしは無感でしょうか、
それでいて、
どこまでも身体の部分々々が跳ねる、、
あたしは何でしょうか、、
あなたは削る、、
このしずかな波のなかに来て、、
いくつも、削る、、
それは外になるのでしょうか、、
いいえ、しかし、
付き合い方が見つかる、、
どこから来たのか分からないが、
あなたは、
ここをつかまえて、、
ひとつひとつその汁を吸っていくのでしょうか、
先へ、先へ・・・