<2500>「ここに集まっては巻いていく」

 なにをその回転のジに、

 はめていく、

 ひとつひとつのたよりが、

 ここへまとまってくるのなら、、

 あたしは向かい、、

 諸方から来る、

 どうしたって来るのは、、

 姿、

 しかしそれだけでは分からない、、

 それだけでは見えていかない、

 あたしは色のなかに隠れ、

 ここで身体をもらう、、

 なにがしの、

 続いたものを、

 はっきりともらっているのが分かる、、

 

 身体は集められた、、

 どうりだ、

 熱だ、

 今いちいちの回転にかかる、、

 少しのものも全て出てくる、

 あたしは見ている、、

 なぜこんなにもあたりまえに、

 身体が出てくるのか、

 はっきりとしたことは分からない、

 ただ身体に色に、

 ものの勢いがつくだけだ、、

 まともに見つめていて、

 その名残りが剥がれ、

 無音で放っておかれているのを、

 知り、

 地面のなかに私も、

 入りやすくなってくる、、

 あちこちから身体を招んでいる、、

 どこからでもあらわれろ、

 上手くものを巻いていけ、、

 身体などここにあれ、

 私はきいている、、

 どんなものかきいたその姿で、、

 ここに集まれ、、

 ここに集まったらあなたはさわぐ、

 そうだ、

 そのリズムで良い、

 生まれたのならばそれで良いのだ、

 

 事実このなかに紛れてしまい、、

 あたしは土を塗る、、

 なぜかひんやりとした時間に還ってきては、、

 身体を撫でる、、

 どこを通過するのか分からないものも、、

 今ここに生まれて、

 ひとりのびる、、

 ひとり時刻のなかへのびる、、

 あなたがひとつの印としてはじまる、、

 ものを見る、、

 ものをたくわえる・・・