<2848>「あなたは爆発項、生と死の両輪」

 からだをどこにやったらいいか分からず、

 いたずらに放り出していた、

 人間はどこかに消えてしまった、、

 形のなかで盛り上がる、、

 いつまでも、刻まれている、

 そのひとつの印のなかに、、

 あなたは現れてくる、

 うん、、

 からだのなかに集まってくる、、

 私は二重形になり、、

 ひとびとの、粒を、、

 さっと集めて、、

 そのなかで、

 その振動の先へ、

 届くようにしようと、、

 

 あれこの呼吸の形、、

 あなたが諸々へ向けて、

 構えていること、、

 こちらこちら、

 どこから走ってくるのか、

 私は知らない、

 私はこの呼吸の意味を知らない、

 いくつもある繊維、

 わたしは中間項、

 愛したりしない、、

 触発されてくるだけ、、

 あなたは爆発項、、

 もっとなかを覗き、

 その内部のしずまりかえり、、

 どこよどこよ、

 どこよ、

 と歩いてくる、、

 この道の先、、

 あたしは生と死の両輪、、

 生きている幅、、

 死なないかぎり、

 どこまでも遠くへ行こうと思っている、、

 もうすぐ死ぬのだとしたら、

 やらなければならないことが、

 いくつかあると確認したりする、、

 

 お前という存在も、

 ひとつの腫れとして、

 この時空にある、、

 なあだから少しも大きくしない、、

 そのままで構えている、、

 あたしには確認しなければならないこと、

 実行しなければならないことがいくつかある、

 それを、

 常に小さな青い火で先へ送ることだ、、

 何を感覚しているのか、

 何に歓喜しているのか、わからないほど、

 小さい火を進めるべきで、、

 あとに残る灰カスも、、

 すべて呼吸のなかにもどるべきで・・・