着地してはまた息を吐き出す、、
あたしは、
まだ、、
外界の、その先へとのびていって、
呼吸をもらう、、
呼吸が複数の影、、
呼吸がいくつもの出合い、
あたしは、、
なにか異様な暑さのなかで、
何かを、
全てを、
奥の方に折り畳んでいる、、
あなたが招んでいたともしらず、、
私たちはまた会ってしまう、、
ちがう時間を、
共有出来ないものを、うちに、
いくつも折り畳んで、、
それは表情のなかに全的に出て、
この眼はしかし僅かしか、
それを掴めない、、
あなたも私の全的なメッセージにあたり、
僅かしか掴めなかったと、
同じ感慨をもって、
ふたりは微笑む、、
なつの、
木や葉の多い季節に、
そうしてふたりで少し出てみよう、、
出来るだけ、
内容ではない、、
ふたりだけの声のその、、
少し水から出たところを、
お互い聴いていよう、、
この出会いはさびしかった、
あなた、あなた、、
私はさびしかったのかな、、
もう少し揺れている、、
あなたのなかにいると少し眠くなる、、
それは、あなたが、、
通路を持っているということで、、
あなたと出会い直すため、、
私は関係のない道に出る、、
この通路の呼吸、、
ひとが少しずつ、、
健全にかわいていく感じ、、
あたしは通路の 機械的な匂いに、
おどろくほどに安心し、、
どこかに置いてきた、情感を、、
うちにみとめて、、
ああ、
現実というものはただ存在するだけなのに、
どうしてこうも不思議だろう、、
あなたをまた語らせる、、
そういう管が、
どこかに通っている、、
それは身体をあらためなおすことです・・・