まだその印のなかにいるものが、
あなたであることに驚く、、
私は、
間違いなく、はぐれている、、
人間としても、間違っている、、
それはそうなのだ、
間違っている人間は、
どう生きたらいい、、
どう関係していたらいい、、
身体をきいて、
身体に付き合い、
あたしは、
仕事をしていくのでは、
あたしは、、
仕事を頼りにしていくのでは、、
ふつうに生きて、
ふつうに死んで、、
というものから、
大分ズレたところに来ていることを、
いつも自覚していなさい、
そうでないとおかしなことになるよ、
という言説が、
この頃よく分かり始めた、、
こんな人間は、
周りにはいなかった、、
もう本当に、申し訳ない、
すみません、すみませんという気持ちです、
といつも言っている大先輩を見て、、
あなたみたいな力の人が、
何を、
何に対してそんなに済まなさそうにするのか、
と、
ちょっと怒ってもいたぐらいだったが、、
私にはその気持ちが良く分かり始めた、
これは、鬼の道だ、
決して人の道ではない、、
こんな異様な力を得て、
人だという気持ちには到底なれない、
私はある一定時間を経ることを、
これは実際に歩いてみなければ分からないことでした、
ただ技術が手に入るだけのように考えて、
いつも夢想しては、
ひとりキャッキャしていた、、
ちがう、
これは、
これを仕上げるということは、
だんだんと人間を廃業していくことです、、
こんな訳の分からないことに、
命を懸けていく人間は、
人間をどこかで廃業しなければなりません、
こんな訳の分からないことに、
命を懸けていく人間は、
ふつうの人に、
どう思われても仕方ありません、、
すみませんと言って仕事をするのみです・・・