まだしずかな歩、
まだまだしずかな歩、、
あたしはかろうじて、
この隙間に生まれてきて、
ゆっくりと、
地面を見つめる、、
ここが全て舞う場所なら、、
あたしは時間が停止してしまう、、
うごき続けて、
次々に壊れ、
次々に漏れている場合も、、
あたしは歩をし、
歩をきく、、
ここに集まったのはなにか、
しらないながら、
歩をし、
息をする、、
なぜあなたははじまるの、
う、う、
あたしには、
なぜという疑問符が、
少し遠いものに思えることがある、
あたしは熱を得て、、
うちにため、、
それをもとに、、
しずかに走ろうとしているだけだ、、
あなたがまっすぐにきこえてしまう、
この場所に来て、
順に、
生まれようとしているだけだ、、
肌があるとかしらない、
私が誰だとかしらない、、
私が生起しているとかしらない、、
ものがただ起こっては消えるとか、
しらないけれど、、
私は液の中にかくれて、、
呼吸を深くして、、
透明なものの場所、
そこから引かれる線の、
関係のことを考えて、みているよ、、
あたしハハハ、
あたしはハハ、ハハハ、、
からだがどうの、、
なに手がどうの、
そんなものまきこんでゆけよ、
ハハハ、どうの、
ハハ、またわたしの、、
からだのなかのこと、
知りたい、、
生きているかぎりしりたいしりたい、、
あたしの液の不意に重ねたものさえ、
しりたいしりたい、、
ものかたれかたれ、、
歯を鳴らして・・・
