あたしはまだ肌の枠組みのなかへ、
身体を挟み、
どこか、
回転の異なる、、
しずかなもののなかへ、、
あなたも混ぜる、
あなたはこの感激のなかに、
ゆっくり始まっていく、、
あたしは、いちいちを見ていた、、
揺れる、、
からだがどこに向かうかなど、、
しらずに見ていた、
あたしはまたその隙間に、
からだごと、
ながれごとはさまり、、
ほてっていて、、
どこを照らすの、
どこからまたさがしてゆられだすの、、
あなたはしらないのだけれど、
あたしは順に走ってゆく、、
あたしは分からなくなっても、、
ものごとのなかにまぶして、、
またヒのさきを見ていて、
あなたはかなう、、
あなたはその欲望の表現にかなう、、
しかしどうだろう、、
からだから液が流れること、、
あたしが眠っているあいだ、、
あなたが次々に生まれてゆくこと、、
わたしは、僅かな視線となり、
ここに、
あたらしい面を渡す、、
あたしから出たの、
いいえ、、
それはあなたに入ったのです、、
そう、、
かんたんなからだのつくりだと思った、、
どうやらそうではないみたいだが、
あたしはごくあたりまえにそう思う、、
あたしはふきはじめた、、
からだなど芽、
からだなど幹からくる振動、、
あたしのはこのなか、、
だれからさき、、
だれからこのあいだのさき、、
まだはいる、
まだはいる、、
これは包まれて、、
あたしはずっと先で、
咲こうとしている、
続けて脈を打とうとしている、、
あたしは怪物の口の底、
はいって、
はいったままにするようで・・・