<2817>「白い世界のあとの生活者」

 次々と、

 たしかにリズムを踏んで、

 今のあたらしい時刻へと、出てくることは、

 私は可能だ、

 というより、、

 私の自然は、

 そんな表情をしている、、

 それは、風景になったのか、、

 ひとしい、、

 からだのなかの出来事になったのか、

 私は、

 しることは出来ない、、

 たしかな構造と、

 その内部への歩みと、、

 

 ただからだをまくこと、、

 もののなかへ、

 まったく当たり前に入っていくので、、

 あたしは見て、

 見たあと、、

 これが何かだと言おうとして、、

 ちがう、

 そういうことではない、、

 私は、

 場所が次々に切り替わることに、

 なぜか純粋に驚いていた、、

 今やその身体はもうなく、、

 まったく別とまでは言わないが、、

 あなたらしいかげも形も見えないものと、

 私が、

 どうやら同じ作業を通してつながりあっているらしいこと、

 そのことなどが、、

 はっきりとこの目に見えてきた、、

 私は、

 言葉のなかの気持ちにいるのか、、

 少し、

 振動から離れて、、

 まだ私のあたたかいところのなかにいるのか、

 内部への回転性、、

 表情が謎になり、、

 外側にあらわれる、

 他者のその表情の、

 戸惑いや、

 かすかな恐怖、、

 そういうものとして、

 あたしをあたしが見直すというのは、、

 なにとも言えぬ、

 不思議なものです、、

 

 あたしはなにもかもがしらけのなかにあると思ったあと、

 ただ真っ白い世界に入り、、

 そこから、

 ある別の域で落ち着き、、

 生活に、

 特別な嘘の価値をまぶせないまま、

 入る人となった・・・(今はそうだ)