<2818>「骨が、死ぬ時刻を数えている」

 奥の方、奥の方へと、

 ひとりみのなかの、

 僅かに、黙って、、

 燃えているものに、

 あたしは着きます、、

 あたしは着いたあとで、、

 からだを分けにゆきます、、

 私は、地面をひいているのか、、

 これがどこなのかが、

 まったく分からないまま、、

 私は内部へと、

 この物事たちを、

 ひきはじめているのか、、

 

 途方もない道に、

 黙って出てきてしまった、、

 私はこの時刻に、

 全く溢れて出てしまった、、

 ただいくつもの香り、

 からだの骨ばかり持って、、

 まったく先に、、

 先にいけば、ひんやりとする、

 骨が、

 死ぬ時刻を数えている、

 それで火が立つ、、

 その動作で、

 あたくしの四肢が生きる、、

 ここには無限の液があります、

 もちろん、

 短い時間において、ですが、、

 あなたはそこから見て、

 また別の、時間と呼べるもの、

 あなたのなかに育ててください、、

 私は祈りのなかに、

 このような声をきき、、

 したがうでもなし、

 したがわぬでもなし、、

 その、

 おそらく無数の液から生まれたであろうものと、

 あたりまえの距離を取りながら、

 一体となる、

 ということをした、、

 

 からだなど骨の、

 呼吸に従って、、

 いくつ、いくつと数え得る、、

 歩行の信号に、、

 涙が流れる交通になればいい、、

 あたしはそのなにげない一日の、

 気がつくと、

 無数の過去が重なって、

 その一日の映像を作っている人と出会う、、

 あなたに触れ得、、

 わたしはもっと幼い頃に、少し帰らせていただきました、、

 あなたが声をし得て、、

 わたしはもっともっと、生まれる前を覗かせてもらいました・・・