語りの中に全ての印が見えている、、
あたしは次々に生まれ、
目盛りが刻まれ、、
どくどくと入ってくる、
なにがこの響きを運ぶ、、
ト、
からだのなかにたずね、、
あたしは、分からないというこたえの、、
その脈のなかに、まだ、
あなたが生きていることを感じ取っているのだ、、
ア、
次々に来たな、、
揺るぎの形、
ここへどのようにも合わさって、
またはじまる、、
歩のなかにも眠り、、
次から次へと来て、
ア、
あたりまえに巻かれた、
ひとつの時間の束、、
そこからいくつも合わさって、
私はかたまる、、
私は底の方から動いてくる、、
あるあたりまえの暗い時刻を受け取っている、
とした、、
いくつもの響きのかたまりが、、
徐々にこの膜の中へ来て、
私のなかでうたう、、
この勢いはどこへもゆける、、
ア、
はれてそれを掴んだ、、
どこへも印があり、
私は いろを見、
身体を見、、
そのそれぞれを知らせてくれる、、
あ、火だな、、
たまれるたまれる、
順にたたみ、、
あたしもその先端の方へ、、
あたりまえにそれぞれへ、
のびてそうか、、
私は呼吸をし、、
どこへも通じている、、
どこへもこの姿を出している、、
次々に映る表情から、、
物事はあふれて、
その先へ見えてくる、
なにが身体を誘い、、
ここを歌うのか、
私には定かでないまま、
今ふらりと揺れる、、
私には流れの先もないまま、、
ここで揺れている、、
表情の駆け足、
ここにいて・・・