あたしは、
あたりまえに経過する、
その水のなかで、
いくら混ぜたって、、
あたしは、そのなかへ沈んでいく、、
どう、、
からだ、どう、、
あたしは、呼吸をしているの、、
それが、どうだか、、
私はもののなかにただひとつ来て、、
これが、
なにであるか、
まるで分からない、、
あたしのヒの束、
どこへ立つ、、
どこへ立つこともできない、、
この現在時、
どこへも確定しない、場所へしか、、
あたしは流れて、、
またここにいた、、
ここにいるものにとって、
あなたのその表情は、
どんな意味を持つのだろう、、
あたしは読み取らない、
ただこの場に流れ込む、、
あたしはいくつもの映像を見ている、、
からだが、かたまっている、、
からだが、
得意になって声を出している、、
あたしは、その、、
ひとつの白い軌道とおんなじになって、
ただ駆ける、、
ただ時間のなかで、駆ける、、
からだを見ている、、
じかんのなかで、
ほどけきって見ている、、
あれはどこからの音、
長く続くからだへの音、、
あたし、水が果てた、、
ただものがころがるだけ、、
ひくい、ひくい場所、
順に水を通すだけの、
低い、低い場所、、
あなたはいつも知らない、、
あなたは情報のなかで、
沸き返り、、
からだのなかで過ごす、、
あたしはものともの、、
ものとものがこすれて、、
ものが減る音、、
あたし、かえる、、
あたしはかえったら、
少し始まる、、
あなたのなかに、少し始まるのが、きこえる・・・
