<2760>「あまり他の身体が入り、飲めない水」

 あわが立つにちがいない、、

 あたしが液を生んで、、

 ここに、とどまらせると、

 そこから立つ泡、、

 あなたはものの隙間のなかに潜る、、

 あなたはからだを渡している、、

 からだのなかに潜る、、

 あたしは泡を見ている、、

 必要にまさる、声が、、

 あなた枯れ、した、、

 ことばとところ、、

 あたしは風向きもした、、

 複数の、色が混じるところ、、

 

 あたしは夢を見ていた、、

 徐々に、

 その映像は眼前へ漏れ出す、、

 あたしはどこだろう、

 とそのときおもう、、

 現実の、

 決まった場所を持っていないということ、、

 この場所はどこなのかということ、、

 あなた咳払いする、

 あなた透明になる、、

 複数の、

 からだのはじまり、、

 あたし遠くへ駆ける声をする、、

 ふたつのたくらみ、、

 お前は袖で、、

 私の振舞いを見る、、

 わたしはひらく、、

 わたしは土の中に全てのものをこぼしていく、、

 あたしはおどろく、、

 ここは何のシステムなんだ、、

 あたしは深くなる、、

 ここは水が飲めるのか、

 静かな体温の私、、

 からだの私、、

 水がとけてどこまでものびるのか、、

 のびたところで立つ泡、、

 私は無防備に見つめている、、

 これに心の、

 心の全てをとられてしまうとしても、、

 

 あなたはその目線をくれ、

 その目線のまま、

 横を歩いてくれと、

 私に要求したのだろうか、、

 私は秘密だった、

 今や、

 なにも秘密がないことで、

 訳が分からなくなっている、

 かげがこくなっている、、

 あたしは水を探す、

 この水はとてものめない、、

 他のからだが、

 入りすぎている、、