<2562>「お前にも耳はあるの、声は垂れるの」

 ものをさそう、、

 あなたがた、

 ここから垂れ、

 もののなかへ行く、、

 あたし垂る、

 もののなかに垂る、

 ゆくえ、、

 ゆくえなどしらず、

 さわらず、

 皮膚が浮かぶ、、

 身体のなかにも皮膚の、

 ひとつ浮かぶ音がきこえ、、

 お前は複数の動きに分かれる、、

 

 やあ、

 お前にも耳があるの、、

 振動は何なの、

 気分が良いのだろうか、

 どうなのだろうか、、

 私が飛んできて、

 そのまなかに当たる、、

 当たったものは垂れて、

 またはじまる、、

 とんでもない音がして、

 それを一切隠しているのだろうか、

 だまになる、だまになる、、

 だまになる、

 ねえ大きく、、

 なんだか大きくなった、、

 わたしこれだもの、

 順にきくものが、

 これなんだものね、

 溜めてね、、

 かたまってね、

 払ってね、、

 声のなかをくりぬいて、、

 わたしは液になってね、、

 きこえてね、

 ね、

 そうでしょうよ、、

 次から次から、

 そうでしょうよ、はいるもの、

 あ、あいたあいた、

 あいた、なかなんだな、、

 いやだこれ、

 順に、順に、

 ね、順に、、

 

 あたらしいからだのなかからなにから、、

 あれ、

 簡単に吸い出せたのならなにから、

 はい、

 なにから垂れて垂れて垂れて、

 あたしの時空かな、

 なにかな、

 ん、なにかな・・・